コマーシャルなどで、見ているだけでも食欲が湧いてくるピザ。
しかしピザは食べすぎると太る、体に悪くて病気になるなどネガティブなイメージも割と多くありますよね。
ピザを食べ過ぎることで、どんな病気になるリスクがあるのでしょうか。
また、ピザを食べ過ぎても太らない方法はあるのかも気になります。
そこで今回は『ピザを食べ過ぎるとどんな病気になりやすいのか、また太らない方法について』詳しくご紹介します。
ピザはどうして食べ過ぎると太るの?
ピザはどうして食べ過ぎると太る可能性が高いのでしょう、と言われても…太る要素満載ですよね。
たっぷりの高カロリーなチーズに具材、そして小麦粉でできた生地。
どれをとっても太る気しかしないですが、実はピザの食べ過ぎで一番太る原因となっているのは「生地」なのです。
生地だけで100gあたり368キロカロリーのため、Mサイズピザで換算してみると…なんと2,000キロカロリー!
1日の摂取カロリーが1300〜1600キロカロリーなので、いかにピザ生地がとんでもないカロリーであることがわかります。
一枚ペロリと食べてしまうと、それだけで1日分の摂取カロリーをはるかにオーバーしてしまうのです。
ピザは味が濃くて後を引く美味しさなので、つい食べ過ぎてしまうのに注意しなければなりませんね。
ピザを食べ過ぎると塩分過多で病気のリスクが高くなる
ピザの具材として有名なのはトマトソースとたっぷりのチーズ、そしてサラミなどですよね。
これらのどれもが塩分量が多い食品なので、一度に食べられるピザは食べ過ぎると塩分過多になる可能性が高いです。
健康に過ごすための1日の塩分摂取目安量は、6〜8gまでといわれています。
でも20センチのピザを1枚食べると、それだけで3.4gの塩分を摂取することになるのです。
つまり、ピザを1枚食べると1日の塩分摂取目安量の半分近くを摂取してしまうことになります。
これはよほど他の食事を抜いたりおかゆのみにしたりしないと、ほぼ確実に塩分過多になりますよね。
塩分過多は高血圧の原因となり、命に関わる病気を誘発することがあります。
ピザの食べ過ぎは、もともと高血圧気味の人は特に危険だということですね。
ピザを食べ過ぎはトランス脂肪酸のとりすぎになる?
ピザを食べ過ぎると太ったり塩分過多で高血圧のリスクが上がったりするだけではなく、トランス脂肪酸のとりすぎにもつながります。
トランス脂肪酸はマーガリンなどに含まれていることで有名ですが、ピザ生地にもたくさんのトランス脂肪酸が含まれているのです。
トランス脂肪酸は食べ過ぎると心臓病などを引き起こすリスクが上がるとされ、アメリカでは食品に添加するのを禁止されているほど!
日本で販売されているので普通に食べている分には、今すぐに不健康になるということではありません。
しかし常識的な範囲外で食べ過ぎていると、健康に悪影響が出ることもあるのです。
また冷凍ピザを多く食べる人も、トランス脂肪酸のとりすぎに注意する必要があります。
冷凍食品にはトランス脂肪酸が多く使われていることがあり、手作りのものよりも危険性が増すのです。
トランス脂肪酸を100%除去することはできないので、なるべく普段から意識しておくと病気予防などのためにも良いですね。
ピザを食べ過ぎても太らない方法とは?
ピザを食べ過ぎると太るといわれますが、ピザといっても実にさまざまな種類がありますよね。
太る原因は脂質の高さにあるので、なるべくなら太らないように種類や食べる方法を考える必要があります。
チーズやソース、マヨネーズなどを多く使った種類はカロリーも高く、太らないようにするのは難しいです。
一方で生ハムなどを使ったものやシンプルなトマト系などの種類は、ヘルシーでよほど食べ過ぎない限り太らないと考えられます。
また具材もソーセージ類を使っていると塩分もカロリーも高くなるので、太らないためにはこうした具材よりも野菜中心になるように選びましょう。
冷凍ピザは手軽でついたくさん食べ過ぎてしまいますが、カロリーも塩分もトランス脂肪酸も高いのであまりオススメはできません。
太らないピザの食べ方をするなら、なるべく手作りや外食でヘルシーなサラダピザなどを選択してくださいね。
ピザの食べ過ぎに関するまとめ
ピザを食べ過ぎるとどんな病気になりやすいのか、また太らない方法について詳しくご紹介してきました。
ピザは食べ過ぎるとカロリーオーバーになるどころか、塩分過多で高血圧などの病気を引き起こす可能性があります。
また冷凍ピザを中心にトランス脂肪酸が多く含まれているので、心臓の病気になるリスクも高くなるのです。
太らない食べ方はピザの具材をできるだけ野菜中心に変える、ソースのカロリーが低い種類にするなどの方法があります。
食べる方法を工夫しながら、ダイエット中でも美味しく食べていきたいですね。
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