突然ですが、ルバーブって食べたことありますか?
あまり馴染みのない食べ物ですが、たまに野菜売り場で見かけたりジャムなどの加工品として売られていたりします。
見た目はまさに「赤いセロリ」で、甘みよりも酸味が強くフルーティな味がするのです。
ルバーブは体にとって良い効能を持つことで知られているので、健康に気を遣っている人から特に人気があります。
ただ、初めてルバーブを購入した人は、どんな食べ方をするのが良いのか迷ってしまう食べ物でもありますね。
食べ過ぎた時にどんな悪影響が出るのかも、ぜひ知っておきたいところです。
そこで今回は『ルバーブについて効能や美味しい食べ方、食べ過ぎた時の影響など』を詳しくご紹介していきます。
ルバーブの体に良い効能とは?
ルバーブは健康に良い栄養がたっぷり詰まっているので、素晴らしい効能があるのが特徴です。
具体的にどのような効能があるのか、詳しくみていきましょう。
ルバーブにはカリウムという体内の塩分濃度を調節する栄養が含まれているため、高血圧やむくみを予防してくれます。
高血圧を防ぐことで、命の関わるような血管系の病気を予防する効果も期待できるのです。
ルバーブに含まれる食物繊維が便の排出を促し、腸内環境を正常に近づけていきます。
腸内環境が良くなると肌が綺麗になる、免疫力が高まるなどの効能があります。
ルバーブにはビタミンCやポリフェノールといった抗酸化作用のある栄養が豊富なので、アンチエイジングや病気の予防に関して効果的と言えるでしょう。
活性酸素を抑制するので、がん予防の効能もあります。
ルバーブのカルシウムがほねや歯を丈夫にして、体の土台を作っていきます。
カルシウムはビタミンDと一緒に摂取すると吸収が高まるので、より高い効果が期待できます。
ルバーブの美味しい食べ方とは?
ルバーブを初めてみた人からすれば、どうやって食べたら良いのかと悩んでしまいますよね。
また青い部分をそのまま食べてしまうと、かなり酸っぱいので調理は必須と言えるでしょう。
ルバーブの美味しい食べ方の中でみ特に人気なのが、ジャムにする方法です。
赤い部分も青い部分もどちらでもジャムにでき、赤いほうが酸味が少なくて青いほうがジャムに適した実の柔らかさがあります。
コンポートにするのもおすすめで、ヨーグルトやアイスクリームなどと相性バツグンです。
サラダの具材としての食べ方もありますが、ルバーブには体内で結石を作りやすくするシュウ酸が多く含まれています。
そのため生のままルバーブを食べるのは、あまりおすすめはできません。
ルバーブを食べる上での注意点とは?
生のままルバーブを食べるのは体に結石ができやすくなるので注意とお知らせしましたが、実は他にもルバーブには食べる上での注意点があるのです。
ルバーブを食べる時に最も気をつけなければならないのが、妊婦さんや授乳中の女性です。
ルバーブは漢方の材料としても使われているくらいなので、薬草として分類されています。
ルバーブを食べると子宮が収縮しやすくなるので、お腹が張ったり流早産の可能性が高くなったり悪影響が出る可能性が高いのです。
また授乳中に食べると母乳にルバーブの成分が移行して、赤ちゃんがお腹を壊すこともあります。
妊娠出産に関わる女性は、産後も含めてルバーブはお預けにしておいたほうが良さそうですね。
ルバーブを食べ過ぎると体に良くない?
ルバーブはあまり大量に手に入ることが少ないので、食べ過ぎることは少ないかもしれません。
しかし、ルバーブを食べ過ぎてしまうと、食物繊維の作用でお腹が緩くなることがあります。
美味しいからと食べ過ぎると、思わぬ症状で嫌な気持ちになる可能性もあるのです。
ルバーブはシュウ酸が多く含まれていますが、特に葉の部分に多いので切り分ける際に葉っぱは捨ててしまいましょう。
普段からお腹が弱いと感じている人や、胃腸が弱っている時にはルバーブは食べ過ぎないように注意する必要があります。
あまり馴染みのない食べ物だからこそ、しっかり調べて事前に情報を頭に入れておきましょう。
食べ過ぎないように、あらかじめ食べる量を決めておくのも対処法としてはおすすめです。
ルバーブの効能や食べ方まとめ
ルバーブについて効能や美味しい食べ方、食べ過ぎた時の影響などを詳しくご紹介してきました。
ルバーブの効能は抗酸化作用によるアンチエイジングやがん予防、便秘解消や骨の健康などに役立ちます。
美味しい食べ方の中でも人気なのがジャムで、他にもコンポートなどの調理方法があるのでおすすめです。
ルバーブは妊娠中から産後授乳中の女性に適さず、赤ちゃんに悪影響が出る心配があります。
食べ過ぎた時はお腹を壊しやすくなるので、適量を守るのが健康的にルバーブを食べるコツです。
珍しくルバーブが売っている時には、ぜひジャム作りにチャレンジしてみてくださいね!
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