イチゴといえば冬になるとスーパーに並ぶ他、イチゴ狩りなどでも食べる機会が増えますよね。
ひと粒が小さめなこともあって、ついイチゴはたくさん食べ過ぎてしまう果物のひとつです。
でも調子に乗ってイチゴを食べ過ぎてしまうと…下痢や肌荒れを起こす可能性もあることをご存知でしょうか?
イチゴというと健康や美容に良さそうなイメージがありますが、下痢や肌荒れが起きる原因は何なのか気になります。
そこで今回は『イチゴの食べ過ぎで下痢や肌荒れが起こる原因』について、詳しく説明していきます。
イチゴの食べ過ぎで下痢になる原因は?
イチゴを食べ過ぎてしまった時、お腹が痛くなって下痢になってしまったという人もいるのではないでしょうか?
実はイチゴの食べ過ぎで下痢になる原因は、含まれている2種類の成分が関係しているのです。
イチゴには食物繊維が豊富に含まれているのですが、食べ過ぎることで過剰摂取になります。
適量であれば腸内をキレイにしてくれる食物繊維。
しかし、イチゴを食べ過ぎると腸が過剰に動いてしまって、結果的に下痢を引き起こす原因となるのです。
普段から便秘の人は、むしろ食べ過ぎても良いくらいなんですけどね。
キシリトールというと、健康な歯をつくる成分だと認識している人が多いと思います。
しかしキシリトール入りのガムや飴には、必ず注意書きとして「食べ過ぎるとお腹がゆるくなることがあります」と記載があります。
つまりイチゴに含まれるキシリトールが、お腹をゆるくしてしまうんですね。
イチゴは特にキシリトールが多く含まれているので、その影響を受けやすいのです。
イチゴの食べ過ぎで肌荒れが起こるの?
イチゴはビタミンCが豊富で、食べ過ぎで肌荒れが起きるというのはにわかには信じられませんよね。
しかし、あまりに大量に食べ過ぎてしまうと、口の中や皮膚などが肌荒れを起こしてしまうのです。
これはイチゴの食べ過ぎでアレルギー症状が起こっていることが、原因のひとつとして考えられます。
イチゴはバラ科の植物ですが、以前に同じ種類の果物であるリンゴや梨などでアレルギーが起きた場合は注意が必要です。
同じ種類の植物からなった果物を食べると、同じようなアレルギー症状が出ることもあるんですね。
中にはひどいアレルギー反応のアナフィラキシーショックを起こす可能性もあるので、肌荒れが起きた場合は一度アレルギー検査を受けると良いでしょう。
また1歳未満の赤ちゃんはアレルギーの原因となる可能性があるので、イチゴを与えるのはやめておきましょう。
イチゴはどのくらいの量から食べ過ぎになる?
イチゴはたくさん食べないと栄養がとれないようなイメージですよね。
しかし実は、食べ過ぎなくても大人であればイチゴ6粒で1日に必要なビタミンCが摂取できちゃうんです!
子供に限っては3粒でオッケーというくらい、栄養が凝縮されているんですね。
そのため栄養的に見れば、6粒よりも多く食べた場合は食べ過ぎとなります。
しかし一般的には15粒以上食べると下痢を起こす可能性が上がるので、やはりイチゴ狩りなどに行くと食べ過ぎる傾向にあります。
ただイチゴの栄養を余すところなく取り入れるには、やはり生で食べるのがオススメです。
この場合も1日に摂取した栄養が偏らないように、食べ過ぎないように、気をつけていきましょう。
イチゴは食べ過ぎるとトイレが近くなる!
イチゴにはビタミンや食物繊維の他にカリウムという、尿とともに塩分を排出してくれる栄養素が含まれています。
そのためイチゴを食べ過ぎると、トイレがとても近くなる原因になることもあります。
カリウムは利尿作用があるので、食べ過ぎでてきめんに体に影響が出てしまうんですね。
ただ膀胱炎の時や、しょっぱいものを食べ過ぎてしまった時はイチゴを多く食べると体外にバイキンや塩分が出ていきやすいです。
イチゴを食べたあと、トイレになかなか行けないような状況に陥らないようにしたいですね。
イチゴの食べ過ぎに関するまとめ
イチゴの食べ過ぎで下痢や肌荒れが起こる原因について、詳しく説明してきました。
イチゴには食物繊維とキシリトールが多く含まれていて、これらが原因で下痢を引き起こすことがあります。
また意外とイチゴはアレルギーの元になる場合が多く、肌荒れなどの症状が出た時は注意深く観察しなければなりません。
子供なんかもつい食べ過ぎてしまいがちなので、それだけアレルギーのリスクも上がってしまいます。
イチゴは1日に大人なら6粒、子供なら3粒食べれば栄養面ではバッチリです。
そのため、肌荒れなどを起こさない程度に楽しみながら食べていきましょう。
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