おにぎりの具材として定番になりつつある人気なものといえば、高菜です。
漬物にしてあったり、油炒めにしてあったり…バリエーションが豊かなのも特徴ですよね。
高菜は塩っけが食欲をそそるので、つい食べ過ぎてしまいがちではないでしょうか。
チャーハンなどに混ぜる時も、いけないとは思いつついつもたくさん入れてしまいます。
しかし、高菜の食べ過ぎは病気のリスクが高くなるという噂もあり、気になるところです。
また、ダイエット効果があるというのは本当なのでしょうか?
今回は『高菜について食べ過ぎでなりやすい病気はあるのか?』などを詳しくご紹介していきます。
高菜の食べ過ぎは良くないって本当?
高菜は冬から春にかけてが旬の野菜ですが、なかなか生のまま食べる機会はないかもしれませんね。
中心部分は少し硬いので食べにくいですが、青い葉の部分は柔らかいので食べやすいです。
とはいっても、多くの場合は油炒めや塩漬けなどにして食べる人がほとんどではないでしょうか。
もし生のまま高菜を食べ過ぎてしまった場合でも、体に悪影響が出ることはまずありません。
悪影響があるとすれば、高菜に含まれる食物繊維でお腹が痛くなりやすい点が挙げられるでしょう。
食物繊維は消化しにくい成分なので、食べ過ぎるとお腹を壊してしまって下痢になる可能性があります。
高菜の食べ過ぎでリスクが高まる病気とは?
高菜を調理せず生のまま食べるなら食べ過ぎによる病気のリスクは特にないのですが、問題は調理後です。
高菜は油炒めで濃いめの味付けをしたり、塩漬けをしたり大量の塩分を使用する傾向にあります。
調理後の高菜を食べ過ぎると塩分の摂り過ぎになって血圧が上がりやすくなり、むくみなどが起こる場合があるのです。
高血圧は血管系のあらゆる病気の引き金にもなり、非常に危険です。
塩漬けや油炒めなどの高菜を食べ過ぎるのが習慣になると、よりリスクが高まるので気をつけましょう。
高菜は食べ過ぎなければ栄養豊富な食べ物!
高菜は食べ過ぎると味付けや調理方法によって、塩分の摂り過ぎになってしまいます。
そうなると高血圧など病気のリスクが上がるなど、心配な面もありますよね。
しかし高菜は、食べ過ぎなければ栄養が豊富な野菜なのです。
では具体的にどんな栄養素が含まれているのか、詳しくみていきましょう。
高菜は糖質の代謝を促進するビタミンB1や、ダイエットに良いB2が豊富です。
また止血効果もあるビタミンKも多く含まれており、ビタミンが豊富な野菜だと言えるでしょう。
緑黄色野菜に多いβカロチンも豊富なので、ビタミンAとして皮膚や粘膜の健康を助けます。
免疫力アップが期待できるビタミンCもバッチリです。
アブラナ科の野菜に含まれるアリルイソチオシアネートは、廊下や病気を引き起こす活性酸素を抑制する働きがあります。
抗酸化作用のおかげで、生活習慣病やアンチエイジングに良い作用があるのです。
ガン予防にも効果が期待できるといわれており、大注目の成分です。
高菜は食べ過ぎなければダイエット効果はあるの?
最近代謝が落ちたせいか、ダイエットをしてもなかなか痩せられないと思っている人も多いのではないでしょうか。
高菜を食べることでダイエット効果は期待できるのか気になるところですが…実は良い効果が期待できそうです。
高菜には脂肪の代謝を上げるビタミンB2が豊富に含まれているので、代謝が低下して痩せにくくなっている人にはぴったりですね。
ただ注意したいのは、高菜の油炒めなどご飯が進むおかずは白米を食べ過ぎてしまう可能性が高いという点です。
高菜にダイエット効果が期待できる栄養が含まれているのは良いけれど、白米を食べ過ぎるとカロリーオーバーしやすくなります。
ごはんのお代わりは厳禁で、少しの量を心がけるようにしましょう。
高菜の食べ過ぎに関するまとめ
高菜について、食べ過ぎでなりやすい病気やダイエット効果があるのかなどを詳しくご紹介してきました。
高菜は生のままであれば食べ過ぎても問題はありませんが、油炒めや塩漬けは食べ過ぎると塩分の摂り過ぎにつながるのです。
塩分過多の生活が続くと、高血圧になって血管系の病気のリスクが上がります。
高菜はビタミンを中心として栄養が豊富な野菜なので、食べ過ぎなければ健康に良いのです。
ビタミンB2は脂肪の代謝を高めるので、ダイエット効果が期待できます。
ただ油炒めなどは白米が進みやすいので、食べ過ぎには注意しましょう。
適量を守って、美味しく高菜を食べていきたいですね。
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