アーティーチョークの栄養や食べ方は?食べ過ぎると腹痛になりやすいってほんと?





なかなか馴染みのある食べ物とは言えませんが、実は江戸時代から日本に渡ってきたとされるアーティーチョーク。

主にヨーロッパでは薬草のような位置づけで、多くの人に親しまれています。

見た目は大きな花のような形をしており、初めてだとどのような食べ方をしたら良いのか迷いますね。

また栄養や効能もどんな感じなのか、あまりイメージが出来ない人も多いのではないでしょうか。

アーティーチョークは高級食材なので、日常的にはあまり食べ過ぎることはないかもしれません。

ただたくさん食べると腹痛が起きるなど、体にとって悪影響はあるのかも気になりますよね。

そこで今回は『アーティーチョークの栄養や美味しい食べ方、食べ過ぎによる腹痛など気になる点について』詳しくご紹介していきます。

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アーティーチョークの栄養とは?

アーティーチョークにはどのような栄養が含まれているのか、詳しくみていきましょう。

カリウム

体内の塩分を調節し、むくみや高血圧を予防するカリウム。

アーティーチョークはカリウムが多いので、しょっぱいものが好きな人は欠かせません。

 

マグネシウム

神経の伝達をスムーズにおこない、筋肉の動きなどを滑らかにする作用があります。

カルシウムとの相性も抜群な、健康に欠かせないミネラルの一種です。

 

葉酸

妊娠中や貧血気味の女性は是非摂取したい葉酸は、胎児の健康や赤血球を作る作用があります。

葉酸は日々の食事で不足しやすいので、アーティーチョークから摂取しましょう。

 

食物繊維

アーティーチョークには食物繊維が豊富で、便通の改善に効果が期待できます。

腸内環境を整えて、内側からキレイな体にしていくのが特徴です。

 

シナリン

シナリンはポリフェノールの一種で、肝機能や腎機能を改善する作用があります。

イタリアでは医薬品にも配合されているくらいで、ベトナムでも健康茶として取り入れられています。

 

 

アーティーチョークの効能とは?

アーティーチョークには日々の健康に欠かせない栄養が含まれますが、具体的な効能もチェックしておきたいですよね。

どんな体に良い効能があるのか、詳しくみていきましょう。

生活習慣病の予防

アーティーチョークには生活習慣病の予防効果が期待でき、健康な毎日を過ごすのに役立ちます。

カリウムが高血圧予防、食物繊維やシナリンがコレステロールを下げて病気の予防をしてくれるのです。

 

抗菌、抗炎症作用

アーティチョークが薬用に使われる理由にシナリンの存在がありますが、シナリンには抗菌・抗炎症作用があります。

ベトナムでは二日酔いの時に飲むと良いと言われていて、活用されているのだとか。

 

妊娠中における母子の健康

アーティチョークに含まれる葉酸の効能で、お腹の中の赤ちゃんの先天異常のリスクを下げてくれます。

またお母さんにとっても葉酸は赤血球を作るサポートをする働きがあるので、貧血予防に効果的です。

 

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アーティーチョークはどんな食べ方がある?

アーティチョークはあまり馴染みのない食べ物なので、買ってきたとしてもどんな食べ方をすれば良いのかわからない…という人も多いですよね。

アーティチョークは花びらにも見えるガクの部分と、中心の茎部分を食べることができます。

ガクの部分は茹でてバーニャカウダソースを付ける食べ方がおすすめで、柔らかい甘みを楽しめます。

アーティチョークの茎部分が最も美味しい部分で、パスタやピザの具材やオイル漬けなどにするのがおすすめです。

アーティチョークを買う時にはガクにハリがあってふっくらしていて蕾が引き締まっているものを選び、購入したら素早く使い切るのがポイントです。

新鮮なものが一番美味しいので、食べ方も大事ですが鮮度も十分チェックしましょう。

 

アーティーチョークを食べ過ぎると腹痛になる?

食べたことがない人も一度は味わってほしいアーティチョークですが、食べ過ぎには注意しなければなりません。

アーティチョークには食物繊維が多く含まれているので、食べ過ぎると消化不良を引き起こして腹痛の症状が出る可能性があります。

適量であれば便通を良くするなどお腹にとって良い食べ物ですが、食べ過ぎは腸に負担をかけてしまうのです。

また腹痛以外にもアーティチョークを食べ過ぎると影響を受けるところがあるのですが、実は味覚が変わってしまうことがあります。

アーティチョークを食べ過ぎると含まれている成分のシナリンが味覚を感じる味蕾を刺激してしまい、食べたものを甘く感じさせてしまうのです。

そのため辛口のワインを合わせても甘く感じてしまうので、組み合わせには注意したいですね。

 

アーティーチョークの栄養や食べ方まとめ

アーティーチョークの栄養や美味しい食べ方、食べ過ぎによる腹痛など気になる点を詳しくご紹介してきました。

アーティチョークにはカリウムや葉酸、シナリンなど体に良い栄養がたくさん詰まっています。

効能としては生活習慣病を予防したり、妊婦やお腹の赤ちゃんに良い作用があるなどが挙げられます。

美味しい食べ方はガクの部分をバーニャカウダソースにつけて食べたり、茎の部分をピザやパスタなどに使用したり幅広いのが特徴です。

食べ過ぎは食物繊維の過剰摂取で消化不良を起こすので腹痛が起きやすくなるので、適量を意識する必要があります。

アーティチョークはなかなか食べる機会がない食べ物ですが、お店で見かけたら是非食べてみてくださいね。

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