キノコ好きにはたまらない、香りと食感が食欲を刺激するしいたけ。
最近では静岡を中心にしいたけバーガーも登場し、人気が非常に高い食べ物でもあります。
しいたけといえば買ってきたらその日のうちにすぐ食べたくなってしまいますが…実は、一度冷凍保存した方が美味しくなるんです!
また汚れもつい洗い流してしまいがちですが、実際、しいたけを水で洗うことは大丈夫なのでしょうか?
汚れの取り方や調理方法にコツがあったら、ぜひ把握しておきたいですよね。
そこで今回は『しいたけは冷凍保存した方が良いってほんと?汚れの取り方や調理方法のコツとは?』について詳しくご紹介していきます。
しいたけが冷凍した方が良い理由とは?
しいたけは買ってきてそのまま食べても美味しいですが、実は冷凍した方がもっと美味しくなるんです!
しいたけの旨みをアップさせる方法として、天日干しによる乾燥がありますよね。
乾燥させるとしいたけの細胞が壊れて、中の旨み成分を引き出しやすくなるのです。
では冷凍するとしいたけに含まれる水分が固まって、大きく膨張します。
しいたけの9割は水分なので冷凍すると水分の膨張から細胞が壊れて、乾燥させたのと同じような状態になるんですね。
冷凍してからしいたけを使うと、いつもより味が濃く美味しくなります。
今すぐ使う予定がないのであれば、ぜひ冷凍しておくと美味しくなるだけではなく長期保存もできますよ!
しいたけの冷凍と汚れの取り方
しいたけを単に冷凍するだけでは、本当の美味しさを引き出すことはできません。
しいたけの正しい冷凍の仕方は、少しの手間をかけるのがうまくいくポイントになります。
まずしいたけを冷凍する過程で一番やってはいけないことが、水で洗うことです。
水で洗うとしいたけの旨み成分が逃げ出してしまうだけではなく、凍らせた時に氷の塊ができやすくなります。
しいたけの汚れが気になるときには、キッチンペーパーで丁寧に落として水気を含ませないようにしましょう。
しいたけの石づきを取って、かさの部分をカットしていきます。
石づきの部分も抵抗がなければ輪切りにして、一緒に冷凍してしまいましょう。
フリーザーバッグにカットしたしいたけを入れて冷凍すれば、1時間ほどで凍ってしまいます。
しいたけを冷凍した後の使い方
しいたけを冷凍した後はどのように使えば良いのか、解凍しなくちゃならないのか気になりますよね。
しいたけの場合はカットしてから冷凍するので、凍ったままの状態でそのまま調理すればオッケーです!
汚れもあらかじめ取ってあるので洗う必要も無いですし、忙しい時の時短テクとしても活用できます。
スープにするときもお湯にそのまま入れて中華スープとコーンクリーム缶、卵でとじれば中華卵スープの完成です。
薄くカットすれば炒めた時などもすぐに火が通るので、焼きそばの具材などにも使いやすいですね。
冷凍するのは簡単だけど、解凍の処理が大変だというケースも多いのですが…しいたけは心配要らなさそうです。
しいたけを冷凍した後の保存期間
しいたけなどのキノコ類は冷蔵庫保存だと足が早く、あっという間に食べられなくなってしまいます。
その点冷凍に切り替えると、冷蔵庫保存よりもはるかに長い期間保存ができるのです。
しいたけを冷凍した後は、およそ1ヶ月保存ができるのでその間に使い切りましょう。
キノコ類はしいたけ以外もほとんどが冷凍すれば1ヶ月は保存できるため、複数のキノコをミックスさせて冷凍しておくと炒め物などにするのにとても便利です。
エリンギは縦切り、えのきは細かく割いておいてしめじも房を分けた状態で冷凍すればそのまま使いやすいでしょう。
しいたけの冷凍と汚れの取り方やコツまとめ
しいたけは冷凍した方が美味しいのか、汚れの取り方やコツについて詳しくご紹介してきました。
しいたけは冷凍することで細胞が壊れ、乾燥したのと同じような状態になります。
旨み成分が出やすくなってコクが増すので、すぐ使わない時にはぜひ冷凍することをお勧めします。
汚れがある時には水洗いせずに、キッチンペーパーで拭うのがポイントです。
カットしてから冷凍することでいろんな料理に使えるようになり、時短にもなって一石二鳥ですね。
しいたけだけではなくて他のキノコ類も同じように1ヶ月ほど冷凍保存ができるので、ぜひキノコミックスを作っておくといざという時便利です。
しいたけをより美味しく食べるために、冷凍して旨みをもっと引き出しましょう!
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