コーヒーを飲みたいけど、妊娠中や授乳中にはカフェインが心配ですよね。
そんな妊婦や産後ママの強い味方がタンポポコーヒーで、おそらく多くの人がサンプルなどをもらったことがあるのではないでしょうか?
今までコーヒーをガブ飲みしてきた人は、ついタンポポコーヒーも飲み過ぎてしまいがちですが…実は副作用の危険があるのです。
では副作用の心配がない、1日の適量はどのくらいなのか気になりますよね。
そこで今回は『タンポポコーヒーの飲み過ぎの副作用は危険なのか、母乳に適した1日の適量について』詳しくご紹介していきます。
タンポポコーヒーの特徴や効能とは?
タンポポコーヒーと聞いてもイマイチ味に関して想像がつかない人も多く、なんだか怪しげな感じもしますよね。
しかし、実際は道端に咲いているたんぽぽなど想像がつかないくらい、コーヒーに似た味がします。
タンポポの根を焙煎して作っており、コーヒーと違ってカフェインは含まれていません。
母乳育児中のお母さんがタンポポコーヒーを飲むと、母乳が出やすくなると言われています。
実はタンポポが漢方として利尿作用や血行促進などの効能を持つので、母乳の分泌を促すのですね。
コーヒーが好きで1日に何杯も飲んでしまう人にとっては、1日1杯くらいしか楽しめないのはストレスにもなりやすいです。
タンポポコーヒーを飲めば母乳育児も軌道に乗りやすくなって栄養も摂取できるため、産後のお母さんには非常に適しています。
コーヒーという名前は付いていますが、単に根を焙煎してコーヒーみたいな風味になっているだけで実際は「たんぽぽ茶」です。
タンポポコーヒーを飲み過ぎると危険?下痢の副作用がある?
カフェインレスで体に良いと言われるタンポポコーヒーではありますが、飲み過ぎると下痢の副作用が起こる場合があるのです。
タンポポコーヒーの効能として利尿作用や、胃腸の働きを高める点が挙げられます。
胃腸の動きが過剰になると腸内の水分バランスが崩れて、下痢の副作用が起きやすくなるのです。
またトイレが近くなってしまうので、仕事やドライブなどですぐにトイレに行けない人は飲み過ぎない方が良さそうですね。
飲み過ぎとは言っても常識的な範囲内であれば、危険な副作用が起きるということはまずないでしょう。
むしろコーヒーよりも栄養成分的に優れているので、適量であれば健康的な毎日を送ることができます。
ただ下痢の副作用が出た場合には、スポーツドリンクなどを飲んで水分補給をしっかりして対処してくださいね。
脱水になると危険なので、少しずつでも水分は摂っていきましょう。
【チコリコーヒーについてはこちらを参考にしてください】
タンポポコーヒーに含まれる栄養とは?
タンポポコーヒーってどんな栄養が含まれているの?と聞かれても、なかなかイメージがしにくいですよね。
実は産後のお母さんだけではなく、男性にも嬉しい栄養や効能がたくさんあるのです!
では具体的にどんな栄養や効能があるのか、詳しく見ていきましょう。
カロテンといえば緑黄色野菜に多く含まれており、体内でビタミンAに変換される栄養です。
タンポポコーヒーには人参よりも多くのカロテンが含まれているので、新陳代謝を高めたり粘膜の健康を維持したりします。
カロテンは水溶性ビタミンなので、体に蓄積することもなく安全です。
タンポポコーヒーが産後に良いと言われる理由のひとつに、鉄分が豊富だという点が挙げられます。
産後だけでなく、貧血になりやすい女性もたんぽぽコーヒーは美味しく飲めて栄養補給できるため最適です。
タンポポコーヒーの苦味成分で、よりコーヒーに近い味わいを感じさせてくれます。
タラキサンシンは母乳の出を良くするという効能があるので、母乳育児を軌道に乗せたい産後のお母さんにおすすめです。
タンポポコーヒーはたんぽぽの根からできていますが、そのエキスを摂取すると育毛発毛効果が期待できるのです。
タンポポコーヒーは女性の飲み物と思われがちですが、実は髪の毛に悩む男性にもおすすめな飲み物なんですね。
タンポポコーヒーの1日あたりの適量とは?
タンポポコーヒーは飲み過ぎると下痢などの副作用が起きやすくなりますが、1日あたりの適量はどのくらいなのでしょうか。
飲み過ぎにならずに母乳の分泌を促すためには、1日に2〜3杯を主に食後に飲むようにすると良いでしょう。
いくらカフェインが入っていなかったとしても、普通のコーヒーと同じくガブガブ飲むようなものではないということですね。
最初は1日2杯を朝と晩に分けて飲んでみて、母乳の分泌量やお腹の調子を見てみてください。
問題がなければ1日3杯くらいに増やしても、全く問題はありません。
大切なのはたくさん飲んだからと言って健康状態が良くなることはなく、あくまで適量を守ることが重要になるのです。
体調と相談しながら、無理のない範囲で続けていくのがベストですね。
タンポポコーヒーの飲み過ぎに関するまとめ
タンポポコーヒーの飲み過ぎの副作用は危険なのか、母乳に適した1日の適量について詳しくご紹介してきました。
タンポポコーヒーはたんぽぽの根の部分を焙煎したもので、もともと漢方として使われている薬効のある飲み物です。
ただ飲み過ぎると下痢などの副作用が起きやすくなりますが、よほどの量でない限り危険な状態になることはないでしょう。
母乳に適した1日の適量についてですが、1日2〜3杯を朝昼晩と分けて飲むのが理想的です。
健康な毎日を送るために欠かせない栄養も含まれているので、ぜひタンポポコーヒーを試してみてくださいね。
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