広い家の庭に植えられていることが多い金柑、丸くて小さくて見た目も可愛らしいですよね。
あまり身近にないと食べる機会もそうそうない金柑ですが、実は皮ごと食べられるんですね。
だからついついシロップ漬けやはちみつ漬けなどを食べ過ぎてしまうこともあるのですが、金柑を食べ過ぎてしまっても大丈夫なのでしょうか。
また効能としては免疫力アップやダイエットにも適しているようで、注目していきたいですよね。
そこで今回は『金柑は食べ過ぎても大丈夫なのか、免疫力アップやダイエットに効果的なのは本当なのか』を詳しくご紹介していきます。
金柑は食べ過ぎても大丈夫なの?
金柑ってつい食べ過ぎてしまうことが多いけど、こんなに食べて大丈夫だったの?
食べ終わってから大丈夫なのか不安になるという人も、結構多いですよね。
実は金柑は食べ過ぎると、舌や唇がピリピリと痺れてくる可能性があります。
冬至のゆず湯などでゆずを大量に入れたら、肌がピリピリ痛くなったことはありませんか?
実はコレ、ゆずの精油が肌に刺激を与えているからなんです。
同じように金柑も精油の成分が肌に刺激を与えてしまい、口がピリピリ痺れるという症状が出てしまいます。
一見するとアレルギー?と思われがちですが、アレルギーの場合は口だけでなく喉など粘膜が腫れてきますので区別しましょう。
金柑は食べ過ぎなければ栄養が豊富!
金柑は食べ過ぎると口がピリピリしてしまいますが、実は適量ならば栄養豊富な食べ物なんです。
美容にも良い金柑ですが、具体的にどんな栄養が含まれているのでしょうか。
ビタミンPといわれるポリフェノールの一種で、ビタミンCの破壊を食い止める作用があります。
ビタミンCが過熱などにより壊されてしまうのを食い止めるため、ヘスペリジンとの相性は抜群です。
金柑は生で皮を食べられるからこそ、ヘスペリジンを多く摂取できるといえます。
金柑はビタミンCが豊富というイメージが強いですが、その通り豊富な含有量があります。
ただビタミンCは熱に弱いのですが、金柑の場合ヘスペリジンがそれをカバーしてくれています。
美容や風邪予防に効果的な、誰もがとりたい栄養です。
抗酸化作用のイメージが強いビタミンEですが、他にもホルモンバランスを整えたり血流を良くしたりする効果があります。
老化防止のために欠かせない栄養なので、美容や健康のためにぜひ摂取したいですね。
便通を改善して、腸内環境を整える作用があります。
デトックス作用があるので、健康面だけでなく美容にも良いのが特徴です。
金柑の効能!免疫力がアップする?
金柑を食べると免疫力がアップするというのは、果たして本当なのでしょうか。
免疫力アップのカギを握るのが、ビタミンCとヘスペリジンです。
共に水溶性のビタミンですが、ビタミンCは過熱をするとすぐに壊れてしまう性質を持ちます。
そのためジャムなどにしても、すでにビタミンCはほとんど失われている状態になってしまうんですね。
ですが金柑は同時にヘスペリジンという成分が含まれていて、ビタミンCの破壊を予防する働きをするのです。
つまり金柑は、ヘスペリジンあってのビタミンCというわけなのですね。
ビタミンCは粘膜の健康に関わっており、ストレスに対しての抵抗を高めるなど免疫力と密接な関係があります。
ビタミンCを効率よくとれる金柑は、食べることで免疫力アップの効果が期待できるのです。
金柑といえば冬に出回りますが、冬は感染症の季節…ぜひ金柑の免疫力アップ効果を発揮させたいですね。
金柑は食べ過ぎなければダイエットに最適?
金柑は食べ過ぎなければ、ダイエットにも良いというのは本当なのでしょうか。
金柑は生のままだと酸っぱくて苦味もあって、とても美味しいとはいえません。
そこでシロップや蜂蜜に漬けたり、ジャムにして食べたりするのが主流なのです。
しかし甘くすればするほど、やはりカロリーが高くなってしまうのは否めませんよね。
ただよほどの量を食べ過ぎない限りは、カロリーオーバーすることは考えにくいといえます。
ダイエット中に甘いものを食べたくなった時は、金柑のはちみつ漬けでも食べて満足感を得ると良いでしょう。
金柑の食べ過ぎに関するまとめ
金柑は食べ過ぎても大丈夫なのか、免疫力アップやダイエットに効果的なのは本当なのかを詳しくご紹介してきました。
金柑は食べ過ぎると精油の成分により、口にピリピリとした刺激を感じることがあります。
食べ過ぎに注意していれば栄養も豊富で、ビタミンCとヘスペリジンの相乗効果で免疫力アップの効果も期待できるのです。
ダイエット中に食べても大丈夫なのか気になりますが、食べ過ぎなければおやつ代わりにつまむ程度なら問題ないでしょう。
金柑の美味しさと効能を余すところなくいただいて、健康的に冬を乗り越えたいですね。
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