プルーンといえばヨーグルトとの相性もよく、お腹に良いフルーツといったイメージを持っている人も多いですよね。
普段便秘気味でも、プルーンを食べるとお通じが改善されることもあります。
しかしプルーンを食べ過ぎてしまうと、逆にお腹を壊して下痢になりやすくなることもあるのです。
では1日あたり何個までならプルーンの食べ過ぎにならないのか、気になりますよね。
そこで今回は『プルーンの食べ過ぎは下痢になりやすいのか、1日何個までなら大丈夫なのか』をご紹介していきます。
プルーンの食べ過ぎは下痢になりやすいの?
プルーンは適量を食べる分にはお腹の調子を整えてくれますが、食べ過ぎると下痢を起こすことがあります。
プルーンの食べ過ぎで下痢になる理由は、糖アルコールのソルビトールのとりすぎです。
ソルビトールが多く含まれているプルーンは、適量なら穏やかに便を出しやすくしてくれます。
しかし、食べ過ぎるとソルビトールが強く働きすぎて、下痢が起きてしまう可能性があるのです。
また排便を促す食物繊維が多く含まれており、水溶性と不溶性がバランスよく含まれています。
ただし食物繊維はとりすぎると、腸に負担がかかって下痢になってしまうこともあるので注意しましょう。
プルーンの食べ過ぎで下痢にならないように、自分に合った量を調整すると良いですね。
プルーンの食べ過ぎで太りやすくなる?
プルーンの食べ過ぎで下痢以外に気になることといえば、太りやすくならないかということです。
プルーンのカロリーは生で食べた場合は1粒あたり32キロカロリーで、ドライフルーツの場合は1粒あたり19キロカロリーとなります。
こう見ると、特段プルーンのカロリーが高い印象はないですよね。
しかし、ドライプルーンの場合は、1粒あたりのカロリーは低いものの糖質が高くなります。
重さ的には生プルーン1個分でドライフルーツ8個ほど食べられますが、実はドライフルーツ8個を食べたら糖質が恐ろしいことに!
ドライプルーン8個の糖質は36gで、なんと角砂糖9個分に相当します。
これはかなり太るリスクが高くなりますので、1日に食べる量を抑えたいですね。
プルーンの食べ過ぎはオナラが出やすくなる?
プルーンの食べ過ぎは下痢になりやすいですが、実はオナラも出やすくなる傾向にあります。
プルーンには豊富な食物繊維が含まれますが、小腸で吸収されずに大腸に運ばれて腸内細菌のエサになる過程でガスが発生します。
ただ食物繊維が原因で出やすくなるガスは、一般的なイメージのクサイものではありません。
食物繊維が原因のガスは水素ガスが主なので、臭さはほとんどないのです。
腸内環境が乱れているわけではありませんが、お腹が張って苦しいなどの症状が出るので気をつけましょう。
プルーンの食べ過ぎでお腹がガス溜まりで苦しくなった時は、食べる量を調節してくださいね。
プルーンの食べ過ぎ注意!1日何個までなら大丈夫?
プルーンの食べ過ぎは、逆にお腹の調子が悪くなってしまうことがあります。
そんな下痢などの症状を防ぐために、プルーンは1日に何個までなら食べ過ぎにならないのでしょうか。
プルーンに含まれているソルビトールは、敏感な人で10gほど摂取するとお腹が緩くなる人もいます。
一般的にはソルビトールの摂取量は20〜30gで下痢をしやすくなるので、生プルーンであれば4個ほどです。
ドライプルーンになるとソルビトール含有量がもっと増えるので、1日あたり2粒くらいに抑えておきましょう。
何個まで食べるか迷った時は、無難に1〜2個までと決めておくと良いですね。
プルーンの食べ過ぎに関するまとめ
プルーンの食べ過ぎは下痢になりやすいのか、1日何個までなら大丈夫なのかをご紹介してきました。
プルーンの食べ過ぎはソルビトールによる影響で、下痢を引き起こしやすいのが特徴です。
また食物繊維が吸収される過程でガスが発生しやすく、お腹の張りなどの症状が出る場合もあります。
プルーンは1日に何個までなら食べられるのかというと、生のプルーンならば1粒程度でドライプルーンなら2個程度が最適です。
自分のお腹の調子と相談しながら、健康的にプルーンを食べていきたいですね。
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