ベリー類の中ではオトナな味がする、見た目も可愛らしいラズベリー。
生のままではなく、ケーキや冷凍フルーツで食べたことがある人は多いのではないでしょうか。
ラズベリーはアメリカ産などがメインで、国産はほぼ見かけることはありません。
日本人にとってはあまり馴染みのない果物ではありますが、たくさん購入した時に食べ過ぎてしまうとどんな影響があるのでしょうか?
またラズベリーの栄養や効能も気になるところですよね。
ウワサによるとダイエットにも良いということなのですが…本当なのでしょうか?
そこで今回は『ラズベリーを食べ過ぎるとどうなるのか、栄養効能やダイエットへの効果について』詳しくご紹介していきます。
ラズベリーに国産がない理由とは?
なんとなく果物は国産の方が外国産よりも安心感がありますが、ラズベリーってどれも外国産のような気がしませんか?
お店に売られていたとしても冷凍モノばかりで、なかなか生のラズベリーにはお目にかかれません。
ラズベリーに国産がない理由は日本での生産量がかなり少ないこと、そして馴染みが無さ過ぎることが挙げられます。
たしかに日本にはほかに美味しいフルーツがたくさんあるので、ラズベリーをわざわざ食べなくても…といった感じなんですね。
また外国産にしても冷凍モノばかりなのは、ラズベリーが非常にデリケートなフルーツだからなのです。
輸送中に潰れてしまったり、傷んでしまったりするので冷凍されます。
超希少な国産ラズベリーが手に入ったとすれば、やはり美味しいのは新鮮な状態で食べられるので外国産よりも美味しいでしょう。
また安全性に関しても、国産の方が信頼できると思います。
しかし、国産ラズベリーは庶民の手にはまず入ることはなく、多くの場合はケーキ屋さんなど業者にわたってゆきます。
ラズベリーは食べ過ぎるとどうなる?
ラズベリーが目の前に山ほどある!という機会はなかなか無いかもしれませんが、もし食べ過ぎてしまったときはどうなってしまうのでしょうか?
ラズベリーは一粒が小さなフルーツですが、特に食べ過ぎたところで体に影響が出るものではありません。
食物繊維が含まれてはいますが100g中1.4gと多くはないので、お腹が緩くなることもないでしょう。
美容製品に含まれるラズベリーケトンの影響で肌が白くまだらになってしまう白斑の症状が出たという報告がありましたが、食べるのと皮膚から吸収するのでは作用が異なります。
ラズベリーがたくさん手に入ったらジャムにするのも良いですし、特に食べ過ぎかどうかを気にする必要はないです。
なかなかラズベリーを山ほど食べるなんて機会はないので、ぜひたくさん食べて堪能してくださいね。
ラズベリーの栄養効能とは?
ラズベリーには豊富な栄養や、体に良い効能をたくさん持っています。
美味しく食べながら健康を維持できるのは、非常に嬉しいポイントですね。
では具体的にどんな栄養効能があるのか、詳しく見ていきましょう。
ラズベリーはベリー類ということで、ビタミンCが非常に豊富です。
他にも鉄分や亜鉛、カルシウムやカリウムなど健康を維持するために必要な栄養が含まれています。
鉄分は貧血予防、亜鉛は味覚を正常に保つ、カルシウムは骨を丈夫にしてカリウムは高血圧を予防するなどの効能があります。
ラズベリーはポリフェノール類も多く含むので、抗酸化作用からアンチエイジングなどが期待できます。
主なポリフェノールの種類はエラグ酸、アントシアニンが挙げられます。
また抗酸化作用の強いカロチノイドのルテインや、クエン酸も含まれているのが特徴です。
ラズベリーはダイエットに良いってホント?
ラズベリーを食べるとダイエットに良いというのは、果たして本当なのでしょうか?
実はラズベリーに含まれているエラグ酸、唐辛子の脂肪燃焼成分として有名なカプサイシンの3倍もの力を発揮することがわかりました。
つまりラズベリーを食べるだけで、脂肪を燃焼させる効能があるということなのです。
またラズベリーは低カロリーなフルーツなので、少し食べ過ぎたとしても太ることはまずありません。
その点で言えば、他のフルーツよりもダイエットに向いていると言えるでしょう。
ラズベリーの食べ過ぎに関するまとめ
ラズベリーを食べ過ぎるとどうなるのか、栄養効能やダイエットへの効果について詳しくご紹介してきました。
ラズベリーは食べ過ぎたとしても体に悪影響が及ぶ成分は入っておらず、安心して食べられます。
ビタミンやミネラル、ポリフェノールなどの栄養を含むので体に良い効能がたくさんあるのが特徴です。
ラズベリーに含まれるエラグ酸はカプサイシンの3倍の脂肪燃焼作用があるため、ダイエットにも適しています。
普段なかなかたくさん食べる機会のないラズベリーですが、ぜひ食べる時には体への良い影響を意識しましょう。
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