イワシを食べ過ぎると危険?栄養や効果から考えよう





魚へんに弱いと書いて「鰯」となるように、小さめで弱い印象のあるイワシ。

でも味がしっかりしていて、和洋ともに調理しやすいのが特徴です。

イワシはひとつの大きさが小さめなのでついたくさん食べ過ぎてしまうことも多いのですが、果たして大丈夫なのでしょうか?

イワシの食べ過ぎは危険なのか、でもそれと同時に栄養やそれに伴う効果なども気になります。

今回は『イワシは食べ過ぎると危険なのか、また栄養や期待できる効果などについて』詳しくご紹介していきます。

 

【スポンサーリンク】
 コレステロック

イワシの食べ過ぎは危険なの?

イワシの食べ過ぎが危険と言われてしまう原因は何なのでしょうか。

実はイワシには塩分が多く含まれており、食べ過ぎると塩分過多になってしまう危険があるのです。

大きさにより異なりますが、なんと3匹程度を食べることで成人男性の塩分摂取量に届いてしまうのだとか!

たまにイワシを食べ過ぎたくらいではすぐに体に危険が及ぶことはなさそうですが、毎日のように食べ過ぎると体には良くないのです。

塩分過多になることで血圧が上がって、動脈硬化などの血管系の病気を誘発しやすくなります。

高血圧は命に関わる症状も引き起こすので、その点ではイワシの食べ過ぎは危険だと言えるでしょう。

またイワシの加工品になると、より味付けなどで塩分が高くなっている場合があります。

この場合は特に食べ過ぎに注意しましょう。

  

イワシの食べ過ぎで起こる危険な病気

イワシには高血圧の他にも、実は危険な病気のリスクを上げる可能性があります。

イワシの食べ過ぎでリスクが上がる病気は痛風で、これはイワシに含まれるプリン体のとりすぎが原因です。

プリン体を体内で代謝する際に発生する尿酸の値が大きくなると、痛風になる可能性が高くなるのですね。

またプリン体による尿酸値の上昇は、痛風以外にも尿管結石を引き起こします。

尿管結石は尿酸が固まったものが尿管に発生する病気で、激しい痛みが起こるのが特徴です。

イワシは100gでプリン体が214mgも含まれており、1日の限度量である400mgの半分強になります。

危険な病気を防ぐためにも、イワシの食べ過ぎは控えたいですね。


【スポンサーリンク】

イワシは食べ過ぎなければ栄養豊富な魚!

イワシは食べ過ぎると体に悪影響がありますが、実は栄養がたくさん詰まった魚なのです。

では具体的にどのような栄養素が含まれているのか、見ていきましょう。

 

①ビタミンD

カルシウムの吸収を助けて骨を丈夫にするビタミンDが、魚の中でもイワシの含有量がトップクラス!

また血糖値を下げる効果もあるので、糖尿病の患者にも良い栄養素なのです。

 

②カルシウム

イワシに含まれるカルシウムは吸収率33%と高いのが特徴で、骨を丈夫にします。

骨が細いので、調理後に骨ごと食べやすいのもカルシウムがたくさん摂取できる理由のひとつです。

 

③EPAとDHA

イワシには良質な不飽和脂肪酸が含まれておりEPAは血液サラサラに、DHAは脳を活性化させる働きがあります。

これらの不飽和脂肪酸は、緑黄色野菜との相性が抜群なので一緒に食べましょう。

 

コレステロック

イワシを食べることで得られる効果とは?

イワシを食べることで得られる効果とは、どのようなものがあるのでしょうか。

イワシにはEPAやDHA、そしてカルシウムなど子供の成長に欠かせない栄養がたくさん詰まっています。

脳の働きが高まったり骨を丈夫にしたり、嬉しい効果が期待できるのですね。

また中高年になるとリスクが高まる生活習慣病も予防効果が期待でき、血液をサラサラにしたり血糖値を下げる働きがあります。

またイワシペプチドには高血圧予防効果もあり、健康に気を使っている人から注目されているのです。

このイワシペプチドに関してはサプリメントなども販売されているくらいなので、健康のために適量を摂取していきたいですね。

  

イワシの食べ過ぎに関するまとめ

イワシを食べ過ぎると危険なのか、また栄養や期待できる効果などについて詳しくご紹介してきました。

イワシは食べ過ぎると塩分過多になったり、プリン体のとりすぎで痛風のリスクが上がったり危険を伴います。

しかしイワシは食べ過ぎなければ体に良い栄養を豊富に含んでいるので、子供から大人まで積極的に食べたい魚のひとつなのです。

特にイワシに含まれる不飽和脂肪酸が生活習慣病予防に役立ち、注目されています。

イワシの食べ過ぎに注意しながら危険を回避して、栄養や得られる効果を最大限に活かせるようにしていきましょう。

【スポンサーリンク】

こちらの記事も読まれています



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です