様々な料理に使えて便利な反面、保存について悩みやすいのが豆腐ですよね。
少しだけしか使わなかった時に、開封後パックのまま冷蔵庫に入れても良いものか迷います。
長く保存するときに真っ先に思い浮かぶのが冷凍保存ですが、豆腐は凍らせてしまっても問題ないのでしょうか?
豆腐の正しい保存方法を把握して、ぜひ余りが出ないように使っていきたいですね。
そこで今回は『豆腐の保存方法が知りたい人に向けて開封後はパックのままで良いのか、また冷凍保存はできるのか』を詳しくご紹介していきます。
豆腐の保存方法は開封後はパックのままで大丈夫?
豆腐ってとても崩れやすくて、中途半端に余ったときの保存方法に悩まされますよね。
そんな開封後は、パックに入れたままの状態で保存しても大丈夫なのでしょうか?
そもそも豆腐がパックに入っているのは水と共に入れることで衝撃から守る役割、そして水分保持の役割があります。
ただ開封後となるとじきに中の水は腐ってきてしまいますし、衛生的に問題が出てきますよね。
豆腐をより安全に運送する目的でパックが使われているので、保存をするためには適していないといえます。
そのため開封後の豆腐の使いかけを、パックに入れたまま冷蔵庫などに入れて保存するのはやめましょう。
特に赤ちゃんの離乳食用に使う時にやってしまいがちですが、避けてくださいね!
豆腐の未開封での賞味期限とは?
豆腐は生ものですが加工品なので、近頃は消費期限ではなく賞味期限と記載されているケースが多くなっています。
一般的にパック詰めされた豆腐の賞味期限は、未開封の場合3〜7日に設定されていることが多いです。
ただパックの中に水と一緒に入っているタイプは賞味期限が短め、パックにギッシリ詰まっているタイプは長めとなっています。
ここで気になるのが賞味期限が切れてしまっても大丈夫なの?ということですが…。
保存状態などによりますが、3日程度であれば大丈夫なケースもあります。
しかし、以前賞味期限が1日過ぎただけの豆腐を使おうとしたら、すでに糸を引いて酸っぱい香りがしたということもあったので目視と匂いチェックは重要ですね!
チェックしてダメだと思ったものや賞味期限を3日以上過ぎているものは、残念ですが処分してしまってください。
【豆腐の食べ過ぎについてはこちらをご覧ください】
豆腐のおすすめな保存方法
豆腐を保存するのに最適な入れ物は、角型のタッパーや密封容器です。
余った豆腐が丸々入る大きさのものが良いので、よく余る家庭では常備しておくと良いでしょう。
保存方法はまず容器の中に清潔な水を入れて、豆腐を入れてしっかり密封します。
ポイントは豆腐が空気に触れないように水で満たすことで、さらに水が腐らないように1日2〜3回取り替えます。
結構豆腐を保存するのも手間がかかるので、次の日には残りを使うようにすると良いですね。
湯豆腐にするとさらに保存期間が3日くらい延びるので、もし時間があったら余りそうな時は湯豆腐にすると良いでしょう。
豆腐は冷凍保存が可能な食品なの?
なるべく食べ物を長く保存したいと考えた時に、一番に思い浮かぶのは冷凍保存ですが…豆腐は冷凍保存できる食品なのでしょうか?
たしかに豆腐は冷凍保存で1ヶ月ほど保存するのが可能ではありますが、ツルツル感はなくなってスポンジのようにスカスカになります。
まさしくそれは高野豆腐で、別名を凍り豆腐というくらいです。
豆腐を冷凍保存すると弾力のある食感になるので、衣をつけて揚げたりお肉代わりにして食べたりすることも可能になります。
豆腐のツルッとした食感が好きという人は、冷凍保存はしない方が良いでしょう。
好みによって保存方法を変えてみるのも、豆腐の面白いところですね!
豆腐の保存方法に関するまとめ
豆腐の保存方法が知りたい人に向けて開封後はパックのままで良いのか、また冷凍保存はできるのかを詳しくご紹介してきました。
豆腐の開封後の保存方法はパックのままではなく、密封容器に水を入れて豆腐に空気が触れないようにします。
未開封の賞味期限は豆腐のパック詰めの方法により異なりますが、期限を過ぎた時は目視やにおいでチェックしましょう。
また冷凍保存もできますが、高野豆腐になってしまって豆腐としての食感は失われてしまいます。
うまく保存方法を使い分けて、美味しくいただきたいですね。
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