アサイーボウルを食べ過ぎると太りやすくなるって本当?





女性に人気の高いアサイーボウルは、見た目も材料も自分でかわいくアレンジ、更に栄養価も高いと近年話題になっているスイーツです。

アサイーボウルが好き!という人、栄養がたくさん摂れるからとカロリーを気にせず食べ過ぎていませんか?

食べ過ぎには注意が必要で「太る」とも言われているのです。

ということはカロリーが高いということ?糖質は?と疑問がわいてきますよね。

そこで、今回は『アサイーボウルを食べると太りやすくなる?』ということを紹介します。

 

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アサイーボウルってどんなスイーツ?

そもそもアサイーって何?

アサイーはブラジルやアマゾンが原産の果実で、パワーフルーツやミラクルフルーツなどの別称を持ち、栄養価の高いフルーツです。

色や形は一見ブルーベリーのようでもありますが、一粒まるごと食べられるブルーベリーとは異なって、果実の約95%が硬い種で可食部は約5%しかありません。

味もブルーベリーに似た感じを想像してしまいがちですが、甘み、酸味、香りはほとんどなく、僅かな渋みとオリーブオイルに似た旨味があります。

果実の大きさは約1㎝と小さいですが、その小さな実の中には鉄、食物繊維、カルシウムが豊富に含まれています。

また、ポリフェノールも豊富に含まれていてオレイン酸と共に美味しさアップの成分と言われています。

アサイーボウルには何が入っているの?

基本的なアサイーボウルはアサイーパルプ(ピューレ)や冷凍アサイーをベースにグラノーラなどのシリアル、好みのフルーツを一つのボールに入れたものです。

栄養価の高いアサイーがベースであること、フルーツがたっぷり使われること、グラノーラの栄養効果も得られることから食事としてのバランスも優れていると言えます。

作り方も簡単で、アサイーパルプや冷凍アサイー100g、バナナ1/2本、牛乳15cc、氷2個、これをミキサーで混ぜてベースを作ります。

器に入れたらシリアルとバナナ、イチゴ、キウイ、ブルーベリーなどお好みのフルーツをベースの上に乗せて完成です。

味の調節として蜂蜜やメープルシロップを足してもおいしく食べられます。

 

アサイーボウルのカロリーと糖質は?

アサイーボウルのカロリーは?

アサイーボウルは自分で組み合わせて好みのものを作ることができるので、材料に何を使うかでカロリーは異なってきます。

上記作り方に使うフルーツで大まかにカロリーを出してみましょう。

 

アサイーパルプ100g:120kcal

牛乳15cc:10kcal

バナナ1本(パルプに混ぜる分と乗せる分):90kcal

イチゴ2個:10kcal

キウイ1/2個:25kcal

ブルーベリー10粒:10kcal

グラノーラ25g:120kcal

蜂蜜大さじ1:20kcal

 

これらを全て足すと約405kcalとなります。

アサイーボウルが食べられる「TULLY’S COFFEE」では411kcal、「HONOLULU COFFEE」では400kcalとなっています。

材料でカロリーが変わるのでアサイーボウルのカロリーは400~500kcal程度と考えましょう。

 

アサイーボウルの糖質は?

糖質も材料に何を使うかで異なってきますが、上記作り方に使うフルーツで計算してみましょう。

アサイーパルプ100g:13.6g

牛乳15cc:0.7g

バナナ1本(パルプに混ぜる分と乗せる分):23.1g

イチゴ2個:2g

キウイ1/2個:4.7g

ブルーベリー10粒:1.9g

グラノーラ25g:15g

蜂蜜大さじ1:16.8g

 

これらを全て足すと77.8g、蜂蜜の糖質を引いたとしても61gで糖質は高いと言えます。

データをとってもアサイーボウルの糖質は50~60g程度となっています。

 

太るの?太らないの?

カロリーと糖質を調べてきましたが、アサイーボウルを食べ過ぎると太ります。

カロリーは年齢や性別、活動量などで異なりますが一日の摂取カロリーの目安として男性約2,600kcal、女性約2,000kcal、一食で男性約850kcal、女性約650kcalです。

アサイーボウルのカロリーが400~500kcalということを考えると一食を置き換える分には問題はありません。

しかし、食べ過ぎてしまうとその分カロリーは高くなってしまいますし、アサイーボウル以外に他のものを食べるとなるとカロリーには注意が必要です。

糖質の面から見ても一杯で高い糖質と言う結果が出ているので食べ過ぎはおすすめできません。

標準的な糖質制限の一食分の量は40g以下とされていて、比較すると大幅にオーバーしていることがわかります。

食べ方の工夫として糖質の高いアサイーパルプ、バナナ、グラノーラを見直すことに鍵がありそうです。

アサイーパルプは加糖のものから無糖に、バナナは1本から半分に、グラノーラの量を減らすなど、糖質を自分でコントロールして食べるといいでしょう。

 

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アサイーの栄養は?

アサイーには鉄、食物繊維、カルシウム、ポリフェノール、オレイン酸が含まれていると述べましたが、それぞれの効果を見ていきましょう。

貧血予防

アサイーには牛レバーの5倍と言われる鉄分が含まれています。

鉄分は血液中のヘモグロビンの成分になっている他、酸素を全身に運ぶ役割があります。

また、葉酸も含まれていてともに造血作用があることから貧血予防に期待ができます。

 

便秘解消、生活習慣病の予防

アサイーにはゴボウの3倍の食物繊維が含まれています。

水溶性食物繊維が便を柔らかくする働きがあります。

便秘解消だけではなく、腸内の不要なもの(胆汁酸やコレステロール)を包み込んで排出する働き、糖質の吸収を穏やかにすることで血糖値の急激な上昇を抑える働きがあることから、生活習慣病の予防にもつながります。

また、善玉コレステロールを減らさず、悪玉コレステロールを増やさないという働きのあるオレイン酸が他のフルーツに比べ多く含まれていて、動脈硬化の予防に役立ちます。

 

骨粗鬆症の予防

アサイーには牛乳の3倍のカルシウムが含まれていて、カルシウムが不足しがちな女性に積極的に摂ってもらいたい成分です。

丈夫な歯や骨を作る他、血液凝固、筋肉の収縮、イライラを抑える、血圧の上昇防止など血液中や細胞でも作用し、いろいろな反応に働いています。

 

視力の回復、強力な抗酸化作用

赤ワインにポリフェノールが多いと言われていますが、アサイーには赤ワインの30倍、100gあたり4,000~4,500㎎が含まれています。

ポリフェノールの中でもアントシアニンが含まれていますが、視力の回復や眼精疲労の改善はもちろん、活性酸素を除去する働きもあり、細胞の老化、肌の老化などのアンチエイジングに期待ができます。

 

 

アサイーボウルの食べ過ぎに関するまとめ

アサイーボウルのカロリーは400~500kcalと一食の置き換えには支障のないカロリーですが、食べ過ぎには注意が必要でカロリー過多から太ってしまいます。

更に糖質も高いので食べ過ぎは太ることにつながってしまいます。

工夫をして材料を減らしたり、変えたりしてコントロールすると糖質も抑えられると共に、カロリーも抑えられるというおまけがついてきます。

アサイーボウルをまだ口にしたことない人も多いかと思いますが、アサイーの栄養価は高く、更にいろいろなフルーツを乗せることから女性に嬉しい美容に期待大です。

食べ過ぎには注意が必要ですが、おいしく食べてキレイを手に入れましょう。

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