パリポリと食感が良くて、食べるだけでサッパリとするキュウリ。
キュウリは夏野菜のひとつとして、涼しげなイメージから食べる機会の多い定番野菜です。
暑い時期は、氷水に浸して冷やしキュウリなどにして食べることが多いと思いますが…。
実はキュウリを食べ過ぎてしまうと、腹痛などの病気の原因となることがあるんです。
一見すると腹痛などの病気とは縁がなさそうに思えるキュウリですが、食べ過ぎが原因なのでしょうか?
そこで今回は『キュウリの食べ過ぎで腹痛などの病気になる原因について』を、詳しく説明していきます。
キュウリの食べ過ぎで腹痛などの病気が起こる原因とは?
キュウリを食べ過ぎて、その後腹痛などを起こした人もいるのではないでしょうか?
特に悪いものを食べたわけでもないのに、どうしてキュウリの食べ過ぎで腹痛などの病気が起こるのか気になりますよね。
そこでキュウリでお腹の調子を崩してしまう原因を、2つ見ていきましょう。
キュウリはなんと95%が水分なんです!
そのため夏野菜として体を冷やす働きがあって、食べるだけで水分補給ができるようになっているんですね。
ただそんな水分たっぷりのキュウリを食べ過ぎると、胃腸が冷えてしまって腹痛が起こりやすくなります。
また下痢などの病気も引き起こしやすいので、キュウリの食べ過ぎには気をつけましょう。
キュウリには利尿作用のあるカリウムも豊富に含まれています。
カリウムは体内の余分な塩分を排出するために、尿量を増やすんですね。
しかし、トイレが近いとそれだけ体の中から水分が逃げていくので、体が冷えやすくなります。
そうなると胃腸が冷えて、腹痛などを起こしやすい原因となるのです。
キュウリはどのくらいで食べ過ぎになるの?
キュウリは95%が水分なので、食べ過ぎると水分の摂りすぎで冷え性や腹痛などの病気を引き起こします。
しかし、適度な水分補給は大切なので、キュウリは多くても1日に2〜3本までにしておくのが良いでしょう。
それ以上食べ過ぎると他の野菜の摂取との兼ね合いもあるので、栄養が偏ってしまう原因になります。
キュウリだけでなく、なんでもバランスよく食べることが健康のためには大切なのですね。
キュウリの食べ過ぎで起こる腹痛を予防するには?
キュウリの食べ過ぎから腹痛などの病気にならないためには、どんなことをすれば良いのでしょうか?
まずキュウリの水分量の多さから冷え性になりやすいので、食べ過ぎた時はお腹を温めるのが効果的です。
あとは胃腸を内側から温める根菜類を食べると、キュウリの体を冷やす作用を打ち消すことができます。
またキュウリを食べる時は、水分をあまり摂らない方が良いかもしれません。
水分の過剰摂取になってしまい、腹痛がひどくなる原因になりかねないのです。
どうしても水分を摂る際は、温かい飲み物にしておくだけで違いますよ。
しかし第一は、キュウリを食べ過ぎないことが大切ですね。
キュウリの食べ過ぎでビタミンCに影響はある?
昔、キュウリを食べ過ぎるとビタミンCが壊されてしまうという噂がありました。
これはキュウリに含まれる酵素が原因だとされていたのですが、近年はビタミンCが壊されるわけではないことがわかったのです。
正確にはキュウリを食べ過ぎてもビタミンCは酸化するだけで、体への影響はないということになります。
今まではキュウリを食べる時はビタミンCを含む食べ物と相性が悪いと言われていたのですが…。
キュウリがビタミンCを破壊することはないので、安心して食べられることがわかりましたね。
そのためキュウリを食べ過ぎても冷え性や腹痛以外の病気になることは、 特に心配しなくても大丈夫でしょう。
キュウリの食べ過ぎに関するまとめ
キュウリの食べ過ぎで腹痛などの病気になる原因について、詳しく説明してきました。
キュウリの食べ過ぎで腹痛などの病気になるのは、体が冷えたり水分のとり過ぎが原因です。
1日2〜3本食べれば95%は水分なので、それ以上は体を冷やす要因となります。
キュウリの食べ過ぎで腹痛が起こらないようにするには、体を内側から温めることが重要です。
またキュウリはビタミンCを壊すと言われていましたが、ただ酸化するだけなので問題はありません。
それだけを食べるのではなく、たくさんの野菜を満遍なく取り入れていくのが大切です。
やはり健康のためには、キュウリの食べ過ぎには注意が必要ですね。
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