洗うことなくすぐ使えて、手も汚さず簡単に調理できるのが魅力のカット野菜。
時短できることから、忙しい人に非常に支持されていますよね。
コンビニでもスーパーでも多く取り扱っていて、用途ごとの種類も増えています。
でもひとつ気がかりなのは、カット野菜は栄養がないと言われていることです。
カット野菜は栄養ないというのは、本当のことなのでしょうか?
また使う上でのメリットや効率的な食べ方も、ぜひ把握しておきたいですよね。
今回は『カット野菜が栄養ないというのは本当なのか、メリットや食べ方のコツ』を詳しくご紹介していきます。
カット野菜はどのように作られる?
まずはカット野菜がどのように作られているのか、工程についてみていきましょう。
野菜の下処理としてヘタや皮を取り除き、洗浄をしてからカットして消毒します。
カット野菜は袋を開けたら水洗いせずにすぐ使えるのが魅力ですが、これはしっかり洗浄消毒しているから可能なんですね。
消毒が終わったら再び水洗いをして、傷みにくいようしっかり水分を切ります。
その後計量されて袋詰めがされ、目視によるチェックがされるのです。
目視以外の作業は工場で製造されているため、手間をかけずに出荷できるメリットがあります。
安価の理由は、この点に隠されているのかもしれません。
カット野菜は栄養ないってホント?
カット野菜はすぐに使えて便利ですが、栄養ないからイマイチ買う気が起こらない…という人も多いのではないでしょうか?
カット野菜は栄養ないという噂は、果たして本当なのか気になりますよね。
特に言われているのが、水洗いしなくて良いように洗浄や消毒を繰り返すうちにビタミンが破壊されてしまうということ。
実際はどうなのかというと、カット野菜はビタミンCが85%は残っているのです。
これが自分でキャベツを千切りにして水にさらしたとしても、ビタミンCは85%ほどの残りになります。
つまり自分で野菜をカットしたとしてもカット野菜を使ったとしても、栄養の差はほとんどないのです。
これまでカット野菜は栄養ないから微妙だなと思っていた人も、これを機に遠慮なく使ってみると良いですね。
カット野菜のメリットは?
カット野菜はコンビニやスーパーなどいろんなお店で見かけるようになり、需要が高い食材のひとつです。
具体的なカット野菜のメリットについて、詳しくみていきましょう。
カット野菜の最大のメリットは、調理時間を短縮できることです。
忙しい人にとって時短テクを極めたくなりますが、カット野菜は時代のニーズに適した食材と言えるでしょう。
複数の野菜を買う時間や野菜を水洗いする時間や包丁で切る時間を短縮できるので、大幅な時短に繋がるのです。
カット野菜は使い切りサイズなので、野菜が余って使い切れない人に最適です。
特に一人暮らしなどの場合は、食品ロスが出にくいので経済的と言えるでしょう。
家族で食べる分にも調節しやすいサイズなので、非常に便利ですね。
カット野菜の効率的な食べ方のコツとは?
最後にカット野菜の効率的な食べ方のコツについて、詳しく説明していきますね。
カット野菜は生で食べられるサラダタイプの場合は、そのまま皿に盛り付けて食べましょう。
キャベツやもやしが入った炒め野菜用のカット野菜は、しっかり火を通して調理してください。
食べ方としては焼きそばや焼うどん、ラーメンなど麺類の具材として使うと手間いらずで調理できます。
もちろんそのまま油をひいたフライパンにカット野菜を入れて炒めるだけで、一品プラスすることもできるのです。
千切りキャベツはお味噌汁の具材にしても、ふわふわとした食感になるのでおススメですよ!
固定概念にとらわれず、いろんな食べ方をしてみると良いですね。
カット野菜は栄養ない?メリットや食べ方まとめ
カット野菜が栄養ないというのは本当なのか、メリットや食べ方のコツを詳しくご紹介してきました。
カット野菜は栄養ないから…と思われがちですが、実はビタミンC残存率は85%程度と低くありません。
むしろ自身で野菜を切って水洗いするのとほぼ変わらないので、カット野菜は非常に使い勝手が良いのです。
メリットとしては調理時間の短縮や、使い切りサイズで経済的といったことが挙げられます。
食べ方はシンプルに麺類の具材にしたり、そのままサラダや野菜炒めにしたりして食べるのがお勧めです。
美味しく便利なカット野菜、ぜひ活用してみてくださいね。
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