牛乳は大好きな人と苦手な人と分かれる飲み物のひとつですが、大好きな人は飲み過ぎを気にしている人も多いのではないでしょうか?
大人ならまだしも子供で牛乳を毎日飲みすぎていると、将来太るのではないかと親としては心配になりますよね。
子供が牛乳を飲み過ぎると、やはり本当に太るのでしょうか?
そこで今回は『牛乳を飲み過ぎると子供は太るというのは本当なのか』、詳しくご紹介していきます。
牛乳は子供の場合飲み過ぎたら太る?
牛乳が大好きな子供が飲み過ぎていると「太るから飲み過ぎないようにしなさい」と注意したくなります。
しかし本当に子供が牛乳を飲み過ぎると太るのでしょうか?
牛乳のコップ1杯あたりのカロリーは40キロカロリーほどですが、実はジュースとなるとこれが90キロカロリーと倍以上になるのです。
そのため、おやつの時間にジュースを毎日飲んでいる方が牛乳よりも肥満のリスクがあるということになりますね。
ただやはり飲み過ぎるとそれだけカロリーを摂取することには違いないので、1日2〜3杯くらいまでにしておくことが大切です。
またはおやつの時間のみにして、あとはお茶など太る心配のない飲み物を与えましょう。
牛乳を飲み過ぎなければ子供にとってメリットもある
子供が牛乳を飲み過ぎた場合、腹痛などは心配ですがメリットもあります。
カルシウムなどの栄養を飲むだけで取り入れることができるので、おやつにはぴったりなんですね。
子供は成長にカルシウムが欠かせないので、牛乳を飲んで足りない分を補いましょう。
またビタミンなどのように熱を加えたからといって、栄養素が壊れないのも嬉しいポイントです。
牛乳は飲み過ぎも良くはありませんが、適量ならば栄養補給には適しているのですね。
1歳を過ぎたら、少しずつ牛乳を与えていくようにしましょう。
子供が牛乳を飲み過ぎた場合のデメリット
子供が牛乳を飲み過ぎた場合のデメリットですが、まず虫歯のリスクが高くなる傾向にあります。
特に子供の場合は夜寝る前に牛乳を飲むことが多いのですが、これは虫歯の進行を促してしまうので注意が必要です。
牛乳を飲んだら歯を磨くようにして、虫歯を予防していくようにしましょう。
また毎日のように飲み過ぎてしまうと、いくらジュースよりもカロリーが低いとはいえ太る可能性が高くなります。
そして一番は牛乳といえばカルシウムですが、実はビタミンDやマグネシウムとともに摂取しないと意味があまりないのです。
そのため牛乳だけで骨が丈夫になるということはないので、他の栄養もバランス良く摂取する必要があるのですね。
これは、意外と知っている人が少ないデメリットなのではないでしょうか?
牛乳だけに頼っていては、十分な栄養をとることはできないということなのです。
牛乳を子供が飲み過ぎたら太る以外に症状が出ることも!
牛乳を大量に飲み過ぎた場合、子供でも太る危険性があります。
でも太る以外に症状が出ることもあるので、子供の場合はより注意してくださいね。
では具体的に牛乳の飲み過ぎでどんな症状が起こるのか、3つ順番に見ていきましょう。
牛乳の飲み過ぎで起こる症状
- 体質的なものからくる乳糖不耐症
- リンの過剰摂取による貧血
- リンの過剰摂取による骨粗しょう症
① 体質的なものからくる乳糖不耐症
まずは体質的に牛乳を飲むとお腹を壊してしまう乳糖不耐症です。
牛乳を飲み過ぎていないのにいつも下痢をしてしまう場合は、乳糖不耐症の可能性があります。
② リンの過剰摂取による貧血
牛乳には「リン」が含まれており、それをとり過ぎると鉄分の吸収が妨げられてしまいます。
そうなると鉄欠乏性貧血になってしまうので、子供の場合は特に牛乳の飲み過ぎに注意してくださいね。
③ リンの過剰摂取による骨粗しょう症
またリンの大量摂取はカルシウムの吸収も妨げてしまうので、牛乳を飲んでいるのに骨が弱くなってしまうという事態に!
これでは本末転倒なので、牛乳は飲み過ぎないように適量に抑えましょう。
【牛乳の賞味期限についてはこちらをご覧ください】
牛乳の飲み過ぎに関するまとめ
牛乳を飲み過ぎると子供は太るというのは本当なのか、詳しくご紹介してきました。
牛乳はジュースのカロリーの半分なので、よほど飲み過ぎない限りは太る危険性は少ないといえます。
また子供が手軽に栄養補給ができるのも、牛乳のメリットなのです。
しかし飲み過ぎてしまうと太る以外に、リンの大量摂取による貧血や骨が弱くなる、虫歯の発生などのデメリットもあります。
子供は大好きなものだとつい飲み過ぎてしまうので、牛乳の場合は1日2〜3杯までに抑えて適量を取り入れるようにしましょう。
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