キャベツの食べ過ぎで太るってホント?甲状腺にも悪影響を及ぼす理由とは?





キャベツの食べ過ぎで太る、という話をご存知でしょうか?

キャベツはヘルシーなので、ダイエット向きのイメージが強いかもしれません。

胃腸薬に「キャベジン」という商品もあるように、胃腸を整える作用があるため、胃腸が悪い方は意識して摂りたい食品だと言えます。

しかし、キャベツを1日8玉以上食べることで「太る」というのです。

通常の生活では考えられないでしょうが、キャベツばかり食べるのは控えた方が良さそうですね。

それだけでなく、甲状腺や腸に悪影響を及ぼす可能性も考えられるのです。

キャベツを食べ過ぎることでどうして太るのか?

そして、甲状腺や腸を始め、体にどのような悪影響を及ぼしてしまうのか?

この記事では、『キャベツの食べ過ぎによるさまざまな悪影響の理由について』、詳しく解説します。

 

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キャベツの食べ過ぎで太る理由とは?

キャベツはヘルシーだからとつい食べ過ぎてしまいがちですよね。

キャベツには食物繊維が豊富に含まれているため、お通じを良くする効果があります。

しかし、キャベツ自体に脂肪燃焼効果はないために、体内に蓄積する脂肪を燃焼することにはならず、キャベツを食べることだけではダイエットに繋がらないのです。

そして、若干の甘みがあるキャベツですが、比較的にシンプルな味わいなので、ドレッシングをかけて食べることも多いでしょう。

適量なら問題ありませんが、かけ過ぎてしまうことで、逆にカロリーの摂り過ぎとなってしまいます。

キャベツにダイエット効果があると言われるのは、腸内で油分や水分を吸収する働きがある点です。

腸内の油分や水分を吸収して排出へと繋げるため、排便後は腸内がすっきりします。

しかし、腸内に油分や水分が少ない状態の時にキャベツを大量に摂取することで、必要以上の油分や水分を体外に排出してしまいます。

すると、腸内が潤いのない状態になり、便秘を引き起こします。

その結果、体の中での循環がスムーズに行なえなくなり、太る結果となってしまうのです。

※ レタスの食べ過ぎについて もご覧ください。

  

 

キャベツを食べ過ぎると甲状腺に悪影響?

キャベツには「ゴイトロゲン」という成分が含まれます。

体内にヨードという成分があることで、甲状腺ホルモンを適切に分泌しています。

しかし、キャベツに含まれるゴイトロゲンはヨードの分泌を阻害する作用があるため、食べ過ぎることで甲状腺ホルモンが通常通り分泌出来なくなります。

食べ過ぎとは言っても、1日にキャベツ10玉以上のことを指しているため、普段の生活で食べ過ぎとなることはほぼないでしょう。

しかし、甲状腺に異常が見られる方は、意識して適度な摂取を心がけると良いですね。

 

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キャベツの食べ過ぎでは、他にもこんな悪影響が?!

キャベツの食べ過ぎでは、他にもこのような悪影響を及ぼす可能性があります。

普段から以下のような症状が見られる方は、注意して適度な摂取を心がけましょう。

 

①下痢

キャベツにはビタミンCが豊富に含まれるため、美容や免疫力向上に効果的です。

その一面だけを見て、キャベツを食べ過ぎてしまうことで、ビタミンCの過剰摂取で下痢になってしまうことがあります。

こちらも食べ過ぎの基準としては、7玉から8玉くらいですので通常は心配ありませんが、普段から下痢や腹痛が多い方は気を付けましょう。

 

②腸内にガスが発生しておならが出やすい

キャベツには「イソチオシアネート」という成分が含まれます。

イソチオシアネートは、発癌性物質を防いでくれるという効果もありながら、一時的に腸内でガスを発生させてしまうという作用があります。

つまりは、おならが出やすくなってしまい、臭いを発してしまうことも多いのです。

人前に出る直前などには過剰摂取は避け、夜帰宅後などに食べた方が良いでしょう。

 

コレステロック

キャベツの食べ過ぎに関するまとめ

キャベツには、胃腸薬の元になるキャベジン(ビタミンU)、ビタミンCが豊富に含まれるため、意識して食べると、効率よく栄養素が補給できます。

しかし、1日8玉以上の過剰摂取は避けた方が良いでしょう。

他にも以下の点に注意して、キャベツを食べることをおすすめします。

 

①便秘防止に油分・水分と一緒に摂る。

適度のドレッシングをかけたり、スープにして食べたりする。

 

②キャベツは不溶性食物繊維が豊富!

果物や海藻類に含まれる水溶性食物繊維も合わせて摂ることを心がける。

 

日本人の通常の生活からは、食べ過ぎに当たることは少ないと言えるでしょう。

多少、個人差はありますので、気になる症状がある方は、適度な摂取を心がけると良いですね。

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